和牛専門店でかき氷を! 難病の子支援チャリティー

2019年7月16日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の紙面からお伝えします。

平安座島の和牛専門店「肉や食堂 inへんざ」で
難病の子を支援するチャリティーかき氷が
人気となっています。

オーナーの南さん家族は大阪に住んでいましたが、
亡き夫の夢だった沖縄へ移住し、
2018年10月にお店を開きました。
しかし開店直前に大型の台風によって4日間停電し、
仕入れていた肉を全て廃棄しなければならなくなりました。

この被害を聞きつけた
平安座自治会の五嶋会長や友人たちが
電話やSNSなどで来客を呼び掛けると、
周辺地域から大勢の客が訪れ、
連日満席の大盛況となりました。

そんな「肉や食堂 in へんざ」では
かき氷も販売しています。
それがミルク味の氷にマンゴーと
マンゴーソースをトッピングした
「沖縄アイスかき氷(480円)」。
これは南さんの次男で
難病の一誠さん(18歳)を小学5年生の頃、
ディズニーランド旅行に招待してくれた
公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢」を
支援するためです。

南さんはこの法人を支援するため
「沖縄アイスかき氷」を委託販売して、
その売上を全額寄付しています。
A5クラスの国産牛を
リーズナブルな価格で提供する人気店舗ですが、
南さんは「かき氷をぜひ食べてほしい」と
呼び掛けています。

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