沖縄平和祈念堂 財政悪化で寄付呼びかけ

方言ニュース  
2019年7月15日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

糸満市の沖縄平和祈念堂の管理運営などを担う
公益財団法人沖縄協会は、
近年財政状況が悪化していることから
寄付の呼び掛けに力を入れています。

9日は、在京沖縄関係者の異業種交流の
「三日会」の重田会長が協会の現状を知り、
会と会長個人の分を合わせて10万円の寄付金を
新垣専務理事に手渡しました。

新垣専務理事によりますと、
協会の運営は祈念堂の入館料や
募金箱の寄付、資産の運用益でまかなっており、
修学旅行生を中心とした入館料が大きな収入源ですが、
昨年度に初めて入館者数が7万人を割り、
厳しい状況が続いています。

数年後には祈念堂の防水工事を予定し、
およそ1億円が必要と見込んでおり、
寄付金への税制優遇措置などを通して、
一層の呼び掛けに力を入れていきます。

三月会の重田会長は
「年々資金面が逼迫し、
このままでは運用も難しくなるのではないか。
寄付を続々寄せるようになってほしい」
と寄付活動の広がりに期待しました。

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