水道広域化により3離島で水道料金値下げへ

2019年7月3日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

沖縄本島と離島の水道サービスの
格差解消に向けて県が取り組んでいる
本島周辺離島8村での水道広域化事業で、
県保健医療部の砂川部長はこのほど、
今年度中に北大東村、阿嘉島、慶留間島の
3島で整備が完了するとの見通しを示しました。

これは県議会の代表質問の中で述べたものです。

県と企業局は2014年、
水道料金が本島と比べて割高になっている
座間味や北大東など8村と広域化の覚書を締結し、
施設整備を進めていますが、

県衛生薬務課によりますと、
北大東村と座間味村は取水から
家庭などへの給水までの水道事業を村が運営しており、
本島と比べてコストが高くなっています。

また、北大東村は水道料金が県内で最も高く、  
2018年度は県平均の2・2倍に上りましたが、
広域化で県企業局が介入することで、
料金の引き下げにつなげます。

砂川部長は一昨年度末に広域化が完了した粟国村では、
整備後の料金がおよそ半額になったと述べ、
「2021年度をめどに
本島周辺離島8村の水道広域化が
完了できるよう取り組む」と述べました。
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