マリンレジャー中の事故に注意

方言ニュース  
2019年7月1日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

第11管区海上保安本部はこのほど、
今年1月から6月23日の間に発生した
県内のマリンレジャーによる
人身事故は32件で、
このうち11人が死亡または行方不明と
なっていると発表しました。

去年の同じ時期の人身事故は20件で、
死亡または行方不明は3人でしたが、
今年は去年に比べておよそ3・7倍と多発傾向にあることから、
海上保安本部は梅雨明けの本格的な
レジャーシーズンを前に海難事故防止に
向け注意を呼びかけています。

海上保安本部は例年7月1日から
10月31日までを
「夏季安全推進活動期間」に指定し、
重点的に事故防止活動を実施していますが、
去年から過去5年間の人身事故は447人で、
このうち活動期間中が282人と
半数以上に上っています。

事故発生状況は、全国が「釣り中」が多いのに対し、
県内ではシュノーケリングなど「遊泳中」の事故が
最も多くなっています。

また、遊泳中の事故の6割は、
県外からの観光客が占めています。

こうしたことから、海上保安本部は
空港や行楽地では注意喚起を促すパンフレット配布や、
安全対策をまとめた動画を公開するなど
「海の事故ゼロ」を目標に安全啓発に取り組むとしています。
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