糸満市で子ども食堂がはじまる

方言ニュース6月14日(金)放送分。
今日の担当は林京子さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

千葉県野田市で小学4年の女の子が虐待を受けて死亡した事件を受け、
糸満市内の30代の若手経営者らが地域で子どもたちの居場所をつくりました。

女の子の一家はおととしの8月まで糸満市で暮らしたことから、
子ども食堂がない兼城地域で子どもたちの居場所づくりをしようと
立ち上がったもので、メンバーはITや飲食、農業など
異業種の会社経営者を中心におよそ10人です。

市内賀数にあるよつば児童クラブでは、このほど、市内の企業らの協力を得て
沖縄そば100食を準備し、第1回「子どもカフェ@よつば」も開催しました。
よつば児童クラブ代表理事の蔵盛裕司さんは
「女の子が糸満市に住んでいたことを知り、何かしら手助けできたのではないかと
ずっと考えていた。何ができるか分からず、もんもんとしていたが、手始めに子ども食堂をやろうと思った」と語りました。

当面は毎月1回、日曜日に昼ご飯を提供しながら子どもたちが
集える場にするということで、缶詰や乾麺、米など日持ちする食料の
提供や運営資金の協力も呼び掛けています。

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