外来種のヘビ「タイワンスジオ」 県が買い取り

方言ニュース  
2019年5月13日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

県環境部はこのほど、
沖縄本島中部に生息する特定外来種のヘビ
「タイワンスジオ」を買い取ると発表しました。

生息状況や食性を調べることが目的で、
県による買い取りは昨年度に続き2度目です。

買い取り額は1匹5千円で
100匹に達し次第終了となります。

買い取り期間は8月30日までで、
捕獲従事者としての事前登録が必要です。

タイワンスジオは哺乳類や鳥類を補食することから、
県は希少な在来生物や生態系に被害を
及ぼす恐れがあるとして、生態調査をしています。

体長は1・8メートルから2・7メートルあり、
灰黄色や黄褐色で、
目の後ろや尾に黒い筋があります。

ハブの頭が三角形頭なのに対し、
タイワンスジオノア頭の形は細長で、
毒はありません。

昨年度には県が91匹を買い取っていますが、
捕獲数が最も多かったのはうるま市で35匹、
恩納村が21匹と続きました。

捕獲された場所は道路や民家周辺、
畑や草地、家畜小屋などでした。

捕獲者登録や買い取りに関する
問い合わせは
県環境科学センターとなっています。
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