将来は久部良の海人に 大物を釣り上げた迎里くん(小3) 

方言ニュース  
2019年4月22日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。
与那国町立久部良小学校3年の
迎里愛翔君はこのほど、
46キロのカンパチを釣り上げて
16歳未満の国内記録の26・85キロを大きく上回りました。
「久部良の海人になりたい」と、胸を張り、
満面の笑顔で将来の夢を話す愛翔君は、
3歳の頃、初めて船で釣りに出てから
釣りが大好きになったということで、
今年の春休みは毎朝4時半に起床し、
漁船で5時に久部良漁港を出ていました。

この日は、漁港から西に3時間ほど走らせたポイントで
釣り糸を垂らすと、間もなく手応えがあり、
強い引きだったのでサメだと思いましたが、
大きなカンパチが見えてきて
「びっくりした。
去年は23キロのカンパチを釣ったけれど、
今回のが一番でかい」と話し、
釣り上げた感触を振り返りました。

港の岸壁からの釣りに付き合ったりする叔母は
「釣りをする時のように勉強も
頑張ってほしい」と笑い、
母親は「『学校をやめて海人になろうかな』
と言うこともあったが、父親と、
高校までは行きなさいと
話しました」とわが子を見つめます。

愛翔さんは「高校まで頑張って勉強する。
それから久部良の海人になる」と、喜びと夢で膨らんだ胸で、
大きく深呼吸しました。

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