若夏の足音が近づく中 希望に胸ふくらませ新学期

方言ニュース   
2019年4月8日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

県内のほとんどの公立学校はきょう始業式を迎え、
子どもたちは気持ちも新たに
新学期に希望を膨らませています。

一方、きのう7日は旧暦3月3日の「浜下り」に当たり、
潮干狩りなどで春休み最後の休日を 
楽しむ人たちの姿が見られました。

「浜下り」は家事に追われる女性たちが仕事から解放され、
浜に下りて日頃の労をねぎらったり、 
海の恵みを楽しむ習わしで、
浦添市の海岸では、
潮干狩りに合わせてアーサを摘む人や
潮干狩りをする親子など、
浜下りを楽しむ人たちでにぎわいました。

この中で、新しく小学3年生になった女の子は、
女子ミニバスケットボール部の
チームメイトたちと練習後に
海岸を訪れ、
「新学期はどんな先生になるか、わくわくしている。
割り算と漢字を勉強したい」と笑顔を見せていました。

また、那覇市唯一の遊泳ビーチである
波の上ビーチではきのう、海開きが行われ、
子どもたちは水しぶきに歓声を上げ、海水浴を楽しみました。

仲良く泳いでいた小学4年と2年姉妹は
「水は冷たいけど、気持ち良かった」と笑顔を見せました。

海には産卵を控えた魚の群れが現れ、
若夏の足音が近づいています。

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