音訳ボランティア活動団体「音訳サークルやえせ」の活動

方言ニュース3月15日(金)放送分。
今日の担当は糸数正和さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

視覚障がい者のために音訳ボランティア活動をしている
「音訳サークルやえせ」が先月24日、
八重瀬町社会福祉会館で「設立25周年記念祝賀会」と
「第61回県社会福祉大会県知事賞受賞報告会」を開催しました。

会場にはボランティア会員と「リスナーさん」と呼ばれる利用者
新垣安弘町長をはじめ多数が参加しました。

「音訳サークルやえせ」は、東風平町の頃から毎月、
町の広報誌を音訳した「声の広報」を「リスナーさん」に届けてきました。
他に社協だよりや防災だよりなども音訳しています。

2017年度からは、町内小学校の総合学習で福祉教育にも携わっています。
去年10月には一連の活動が認められ県社会福祉大会で県知事賞を受賞しました。

「声の広報」のリスナーの一人は
「初めて音訳の広報を聞いたとき、とてもありがたいと思った。
私達に聞かせてくれるために忙しい時間を割いてくれて、感謝の気持ちでいっぱい」
と話しました。

再生