家族の健康願い 「メーガー拝み」

方言ニュース 
2019年2月25日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事からお伝えします。

旧年の加護に感謝し、
今年の健康と豊作を祈願する神行事
「メーガー拝み」が旧正月の今月5日、
うるま市宮城島にある宮城区の
メーガーと呼ばれる
堀り井戸であり、
対象となる門中の区民らが参加しました。

行事はウビナディー、
ミジナディーとも呼ばれ、
「ヒーミジヌウンジ(火や水の恩義)」に
感謝するために
大切に受け継がれてきました。

行事に参加する家々の役割として、
ビンシーを持つ家、
ひしゃくで水をくむ家などが
先祖代々決まっており、
集まった人達は
ハナグミと呼ばれる洗い米をもらい、
カーの水を中指に浸し、
額に3回付けました。

参加者の一人は、
「昔から旧暦で大切にしてき行事。
島の自然に改めて感謝し、
家族の
健康を願いたい」と話しました。
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