地域のお年寄りと交流し、しまくとぅば学ぶ

2019年2月7日(木)
担当 上地和夫先生

琉球新報の記事から紹介します。

浦添市の屋富祖通りとその周辺地域で
この1年間に30代前半を中心にした若い層が
バーや居酒屋を続々とオープンさせており
1年間に15店舗以上が増えるなど活性化が進んでいます。
屋富祖通りは国道58号屋富祖丁字路から内側に入った一帯で
かつては映画館が4軒もあり多くの人でにぎわっていましたが
大型店舗の進出や車社会の進展などで客足が遠のいていました。
一方で、昔ながらの街として地元の人を中心に親しまれています。

屋富祖通り会の銘苅俊一会長42歳は
「レトロな街並みが残っていながら新しい店が並ぶ意外な街に市外からも来てほしい」と語り
濱辺大資さん33歳は東京から地元・浦添に戻り
「友人など周囲の人が喜べる場所をつくりたかった」と
ミュージックバー「ブロス」をリニューアルオープンさせ
週末を中心に県内外からDJを呼ぶなどしてイベントを重ねており
「繁華街復活」への手応えは十分だと話しています。

月に1回ほど屋富祖に足を運ぶ前里和樹さん23歳は
「店員もお客さんもかしこまっていない雰囲気が温かい。気軽におしゃべりをしに行ける」と
屋富祖通りの魅力を語っていました。

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