名護の「光文字」が今年も点灯

名護の年明けの風物詩として知られ、新成人たちが設置する「光文字」が
今年もあさって13日に点灯されます。

市内の銭(じん)ケ(が)森(もり)斜面(しゃめん)に浮かぶ光文字は、今年で24回目となります。

新成人たちが生まれる前から実施されてきた取り組みで
「先輩から後輩へ」とつなぐ伝統行事です。

文字はあさって、13日の午後6時の点灯式と同時に発表します。

今回の光文字は、東江中学校出身の新成人たちが
去年11月中旬から準備に取り組みました。

設置作業に関わった新成人は約20人で、斜面の草刈りから始まりました。

実行委員会の委員長を務めた大城守(もり)利(みち)さん(19歳)は
「今まで成人になるまでは景色として見ていたが、けっこういろんな苦労もあった。
1人ではできないし、みんなや名護市が一体となって一つの文字になるんだと実感した」
とふりかえりました。

「自分たちも光文字をつないできて、来年にもつないでいきたい」と
前を見据え、13日の成人式を迎えます。

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