那覇バスターミナル バリアフリー状況確認

2018年12月7日(木)
担当 上地和夫先生

琉球新報の記事から紹介します。
全国各地の公共施設のバリアフリーを点検している大久保健一さんと
自立生活支援センターイルカの仲盛雄二さんがこのほど
バスターミナルが入る那覇市のカフーナ旭橋を訪れ
旭橋都市再開発の担当者と施設内のバリアフリー状況を確認しました。
大久保さんらは多目的トイレの場所を表示する地図を掲示することや
音声案内の必要性などの改善点を伝えました。
大久保さんらは施設の1階から3階の点字ブロックや多目的トイレを見て回り、
「全体的に以前のターミナルよりバリアフリーが進み、使いやすくなっている」と評価しました。
改善点として、那覇オーパの入り口を示す点字ブロックの敷設や
聴覚障がい者が利用できる音声案内などを挙げました。
旭橋都市再開発は自動ドアの設置や屋外エスカレーターを
介助者が並んで利用できるように幅を広げるなど、当事者らの意見を取り入れてきており
再開発の担当者は
「できる対応をしていきたい。気が付かないことも多いので、意見は助かる」と述べました。
大久保さんは「改善を通し、県内のバスターミナルのモデルとなってほしい」と話し、
仲盛さんは「多くの県民が利用できるよう協力していきたい」と期待を込めていました。

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