古島駅周辺の点字ブロック補修へ

2018年11月7日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

沖縄都市モノレール「ゆいレール」の古島駅の下を通り、
県道82号に接続する北向け道路の歩道上にある点字ブロックが
およそ30メートルにわたって剥がれて途切れており、
1年以上補修されておらず、
身体に障害がある人たちから
「非常に危険だ。早く直してほしい」と
早期の補修を求める声が上がっています。

これに対し、道路を管理する県南部土木事務所は
「配慮が欠けていた」として、
できるだけ早く補修に取り掛かる意向を示しています。

歩道には現在、ラバーポールと呼ばれる
オレンジ色の視線誘導標が18本設置され
ポール内に歩行者が入れないよう規制されています。

県は、点字ブロックのみの補修で済む場合すぐに対応していますが、
古島駅下の点字ブロックについては、
歩道に一部ひび割れなどがあることから、
まとまった予算が必要になるとし、
当初「18年度中の補修は困難」との見解を示していました。

しかし点字ブロックが剥がれただけでなく、
ポールによる規制で歩道幅が半分に狭まったことについても、
利用者からは懸念の声が上がっており、
県は「歩行者は通りやすいようポールの
位置をずらせないか対策を考えたい」とし、
「ほかにも異常を発見したら報告してほしい」と呼び掛けました。
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