渡久地明奈さんら、老人ホームを慰問

方言ニュース11月2日(金)放送分。
今日の担当は糸数正和さんです。
琉球新報ニュースです。

ラジオでも活躍している「あっきーな」ことタレントの渡久地明奈さんと
シンガーソングライターの渡久地実来(みく)さん、
伊江村在住の山城里美(さとみ)の3人が先月17日、「老人ホームいえしま」を慰問し
「つなぐ 命・音で想いをつなぐ平和な明日へ」というタイトルで公演を開きました。

公演では明奈さんが「ヌチカジリ生きる」との題で
祖父の沖縄戦の体験談をもとに集団自決を試みたが
生き残った話を里美さんの歌三線にのせて語りました。

また、明奈さんが自作の詩「つなぐ花」を朗読し、実来さんが歌三線で伴奏しました。

明奈さんは
「老人ホームでの公演は初めて。戦争を体験された方々に
聞いていただくことが意義のあることだと考えた。
島のおじい、おばあの思いを受け継ぐことができるように
心を磨いていきます」と話しました。

利用者の90歳の女性は
「私は平和という言葉が大好き。戦争の話を語り継ぐ皆さんの思いに涙が出た」
と語りました。

再生