沖縄移民の父・當山久三 生誕150年記念祭

2018年10月23日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

沖縄移民の父と呼ばれる
當山久三の生誕150年記念祭がこのほど、
出身地の金武町で開かれました。

当時、移民を見送る場所だった
ドンダン小で開かれた顕彰式には多くの町民が参加し、
フィリピン出身で金武小学校6年の
サイソン・ジューマさんが児童代表であいさつし、
「日本に来たばかりの時は日本語が話せず
悔しくて泣いたこともある」と振り返った上で、
當山が移民出発式で読み上げた
「いざ行かん、我らの家は五大州、誠一つの金武世界石」
を暗唱し、
「困難に打ち勝ち先達が切り開いた道を受け継ぎ、
町の発展につなげていきたい」などと誓いました。

記念祭は、
困難を乗り越え移民事業を成功させた
當山の不撓不屈、進取の気性を「金武魂」として
次世代に継承しようと、町民総出で盛り上がりました。

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