新県立図書館の会館準備進む

2018年10月17日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

動き始めた新那覇バスターミナルがある
那覇市泉崎の複合施設「カフーナ旭橋」で、
新県立図書館の開館準備が進められています。

広さはこれまでの図書館の2倍で、
自由に手に取れる本は3倍近い30万冊に増えます。

新図書館は複合施設の3階から5階に開館するもので、
モノレール旭橋駅に面した吹き抜けのエントランスホールは
ガラス越しに秋めいた空が広がり、テーブルや椅子を置き、
カフェのように本をゆっくり読めるようになるということです。

本を活用しながら人が集まり、
学びや交流に使えるスペースもふんだんに設けました。

明るい光が満ちる3階は子ども関連の書籍や展示スペース、
5階は落ち着いた雰囲気で沖縄関連の資料を集め、
4階にはビジネス関連エリア新設しました。

関連書籍や雑誌を集めただけではなく、
貸し出し用のパソコンでは地域ごとの
人口構成や商品購買などの統計データベース、
県内や全国の新聞記事も検索できます。

裏方では検索システムと連動して
奥の書籍から目的の本が児童で取り出せる「自動化書庫」が起動し、
職員に代わり、機械が本を運んでくれます。

新館は祝日も休まず、平日、土日とも午後8時まで開館し、
12月中に予定される開館日は近々発表されます。
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