登川エイサー再興へ 高校生2人が奮闘

2018年10月9日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

沖縄市登川に伝わるエイサーを再興させようと、
登川青年会で活動する中部農林高校3年の平田大樹さんと、
嘉手納高校1年の仲宗根冬華さんの2人が奮闘しています。

青年会員は現在2人ですが
「地域の人に青年会があること、
エイサーを練習していることを知ってもらいたい」と、
青年会OBの協力を得て毎日欠かさず練習を続けており、
来年の全島エイサー出場を目標に、
集落に太鼓の音を響かせています。

登川エイサーは、
バチを持つ右手をダイナミックに回し
豪快に表現するのが特徴で、
幼少期から「エイサーの音を聞いて育った」という平田さんは
「いつか自分も青年会でエイサーを踊りたい」
という夢を持って、去年から青年会に加わりました。
一方、仲宗根さんは
「子供会でずっとやってきたから、手踊りは体に染みついている」
と音が鳴り出すと同時に、優雅な踊りを披露します。

全盛期には会員が100人以上いたという登川青年会。
青年会長を務める平田さんは
「登川も人数が集まれば、他の地域のエイサーに見劣りしないほど
すごい振り付けがたくさんある」と自信を見せ、
仲宗根さんも
「みんなで一緒に踊れるのが楽しい。来年こそは全島に出たい」
と力を込めていました。

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