ゆいレール駅 車いすの方への配慮訴え

2018年10月5日(金)
担当 上地和夫先生

琉球新報の記事から紹介します。
沖縄都市モノレールの古島駅から
国道330号沿いにある浦添市方面行きの路線バスに乗り換える際、
車いすではバス停にたどり着くことが難しいことが分かりました。
おもろまち方面へは、
古島駅東口からエレベーターで地上に降り、
横断歩道を渡ってバス停に行くことができる一方で、
浦添方面へのバス停には西口から階段を使わなくてはなりません。
エレベーターで降りると道路を横切る必要がありますが、
横断歩道はなく、道路を渡っても段差があり、
車いすではバスを待つスペースに上ることができない状態になっています。
このほど、県の担当者に現地で状況を説明した小渡里子さんは先週、
那覇市首里石嶺町の自宅から1人で研修先の宜野湾市のNPO法人へ行くため、
古島駅でバスに乗り換えようとしましたが、バス停に行けず途方に暮れたということで、
「車いすだけでなく、ベビーカーや高齢者も不便。誰もがいつ障がいを負うか分からない。
 道路はいろんな状況を想定して造ってほしい」と訴えました。
これに対し、県の謝花都市モノレール室長は、
「車いすの方への配慮が足りない面があるのは確か。
 今後、南部土木事務所とも調整しながら、どのような対応策があるか確認していきたい」と話しました。

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