沖縄市が子供の居場所づくりの支援事業を開始

方言ニュース  
2018年9月10日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

子どもたちが安心・安全に過せる
居場所づくりの一環として、
沖縄市はこのほど、
市内の3つの自治会を対象に、
「子どもの居場所運営支援事業」を開始しました。

手作りの食事を提供するとともに、
地域の人材を活用した体験学習を通して
子どもたちの健全育成に役立てることが目的です。

このうち市のモデル事業として指定された山内自治会では
公民館に「やまむむ食堂」をオープンし、
毎月1回、土曜日の午前11時から午後2時まで、
無料のランチを提供しており、
開催初日となった7月28日には、
カレーライスとマンゴー、
ミカンなどのデザートが並び、
地域の子どもたちや小学生らおよそ30人が集まって、
温かいカレーに舌鼓を打っていました。

仲良しという女の子3人は
「みんなで一緒に食べたから
余計おいしかった。お代わりもした。
また来たい」と笑顔で話しました。
子どもたちが自主的に配膳や後片付けをする様子を見ていた
廣山自治会長は
「良いスタートが切れたのも
ボランティアの協力が
あってのもので、とてもうれしい。
今後は老人会の玩具作り体験や
ゲームなど多種多様なメニューを
交えるなど、工夫しながら
運営していきたい」と語りました。

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