はしかワクチンの早期接種を

方言ニュース8月30日(木)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。

県保健医療部は、昨年度のはしか予防のワクチン接種率が、
目標の95%に達していないことから、
1歳および小学校就学前の1年間の定期接種の対象者に対して
速やかに接種するよう呼び掛けています。

県内では今年3月下旬に4年ぶりとなる
はしかの感染が確認されて以降、感染が広がりました。
県は6月に流行の終息を宣言しましたが、はしかは一度かかってしまうと
特効薬がなく、十分な免疫を付けるには2度のワクチン接種が重要とされています。

県によりますと、今年度ははしかの流行を機に多くの県民が接種を受けましたが、
接種者は4月をピークに減少しているということで、夏休み期間中は特に
国内外からの人の行き来が活発になるため警戒が必要だとし、対策として
早めのワクチン接種を呼び掛けています。
また、乳児へのワクチン接種を勧奨したことで、
今年4月から6月には8千人の乳児が接種を受けましたが、
乳児期の接種は緊急避難的な接種となるため、
1歳になったら第1期定期接種を受けるよう求めています。

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