3年に1度の「辺野古大綱引き」開催

方言ニュース  
2018年8月20日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

名護市辺野古区の伝統行事
「辺野古大綱引き」がきのう、
辺野古グラウンドで開かれ、
3年に1度の伝統行事に、
区民一丸となって取り組みました。 

午後5時から東西の旗頭を掲げて
集落を練り歩く道じゅねーの後、
グラウンドで集落の子どもたちが
みこしを担ぎ「わっしょい、わっしょい」と
盛り上げ、区伝統の青年会エイサーでは、
力強い太鼓の音が集落内に響き、
青年らは勇壮に踊り切りました。
辺野古伝統の力強い棒術も披露されました。

たいまつを持った青年らが会場で輪を
作って駆け回る「テービーガーエー」では、
住民やアメリカ兵らが輪の中に駆け込み、舞い散る火の粉を手拭いなどで払いながら「サーサーサー」と掛け声を上げました。

そして、法螺貝や太鼓、銅鑼が鳴り響く中、
雄綱と雌綱にカヌチ棒が差し込まれ、
舞台からの合図で大綱引きが始まり、
1本目は西が圧倒的な力で引き寄せ勝ちました。

2本目は東西どちらも譲らず、
引き分けとなり、
集落を東西の組に分けて挑んだ
2本勝負の大綱引きは、
1勝1引き分けで西組が勝利しました。

実行委員長の嘉陽区長は
「先人たちから引き継いできた伝統文化を
大事に後世に引き継いでいく。
区民の絆が深まっていく」
とコメントしました。

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