「読み聞かせの達人」が沖縄へ

方言ニュース   
2018年8月6日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

奈良県天理市内で絵本の読み聞かせの
指導などの活動をする
安岡加代子さん(74歳)がこのほど、
読谷村の古堅幼稚園を訪ね、
絵本の読み聞かせなどを披露し、
抑揚を巧みに使いこなし、
園児を物語の世界に引き込みました。

松田園長の要望に応える形で来園した安岡さんは
古堅幼稚園の松田政美園長が
幼稚園児だったころの担任の先生で、
松田園長にとって「詠み聞かせの達人」です。

松田園長が教員になるきっかけを与えた
恩師でもあります。

松田園長は幼稚園のころ以来という恩師の読み聞かせに、
「泣きそう。小さいころに戻った気分だ」と喜び、
「子供たちと楽しみながら
読み聞かせをしている。
手遊びや歌も取り入れ、子供たちが飽きないように
工夫されている」と達人の技に舌を巻いていました。

読み聞かせを楽しんだ(5歳)と
(6歳)の女の子も
「風船の話が面白かった。
また聞きたい」と笑顔を見せました。

安岡さんは
「子どもたちの素直な反応がうれしかった。
一緒に楽しめるように、
どの子にも声を届くようにし、
一人一人の表情を見ながら、
読み進めている」と説明し、
教え子が園長となっている姿を見て「涙が出るほどうれしい」
と笑みをこぼしていました。

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