豊見城の中学生らが能を体験鑑賞

2018年8月1日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

能楽の普及などに力を注ぐ
NPO法人白翔會による能体験講座が
このほど、豊見城市内の3つの中学校から
およそ740人の生徒が参加して
豊見城市立中央公民館大ホールで開かれ、
細かい解説を交えながらの実演に加えて
謡や能装束体験、能の型体験などが行われました。

白翔會の坂井理事長は冒頭、
能が組踊に大きな影響を与えたことなど
沖縄と能のかかわりを説明し、
能が武士によって演じられていたことにも触れながら、
「能は日本語の古い言葉で物語が作られている。
分かる単語を聞き取るように心掛けて、
能の楽しさを感じてもらいたい」と
生徒らにアドバイスしました。

そして、「高砂」や「屋島」「土蜘蛛」など5つの作品が披露され、
それぞれ見どころや意味が丁寧に解説されました。

ほとんどの生徒にとって初めての能鑑賞でしたが、
生徒らは坂井理事長らの親しみやすい言葉に引き込まれた様子で、
熱心に鑑賞していました。
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