優勝記念ライブで観客魅了 小5・安慶名大芽くん

2018年7月31日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

うるま市立天願小学校5年生で、
ひやみかち節の表現力や歌唱力、演奏力を競う
4月の「第6回国際ひやみかち節コンクール」で
大賞に輝いた安慶名大芽君の「優勝記念ライブ」が
このほど、ライブハウスモッズで行われ、
見事な歌声と三線の腕で観客を魅了しました。

安慶名君は5歳で仲宗根創民謡研究所の門をたたき、
小学1年生で早弾きの才能を発揮し始めました。
「とにかく早弾きが好き」という
安慶名君のお気に入りは「嘉手久」で、ライブでは
「屋慶名クファディーサー~伊舎堂前ぬ三本ガジマル」、
「孝行口説」などを披露しました。

また、安慶名君は三線を始める前から闘牛に夢中で、
以前は自宅で飼っていた2頭の牛を愛情込めて育ててきました。
今も父親と闘牛観戦をするなど牛への愛情は深く、
ステージでは勢子の掛け声を披露し、会場を沸かせました。

指導する民謡歌手の仲宗根創さんは
安慶名君の演奏する「ひやみかち節」について
「闘牛の掛け声のような勢いのある小節を利かせている。
演奏に遊びを加え、三線を体の一部のように自分のものにしている」
と太鼓判を押します。

ステージの最後は、
自慢の「ひやみかち節」とカチャーシーで盛り上げた安慶名君。
将来の夢は「牛飼いを本職にして、三線もやる」と話しました。

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