「糸満漁民塾」で鮮魚とのふれあい

2018年7月27日(金)
担当 糸数昌和先生

沖縄の鮮魚に触れることで「海人の街・糸満」に愛着を持ってもらおうと、
糸満市立高嶺中学校でこのほど、「糸満漁民塾」が開かれ、
市内で食堂を営む40歳の男性と店のスタッフらが講師となり、
3年生およそ50人に魚のさばき方を指導し、
生徒たちは一生懸命にシチューマチをさばいていました。
生徒たちは9つのグループに分かれて、包丁の持ち方など具体的な使い方を教わり、
交代でシチューマチの三枚おろしに挑戦しました。
さばいたシチューマチは魚汁やマース煮などにしておいしいランチを作りましたが、
ある女子生徒は
「初めて魚をさばいたが、思ったよりも難しかった。
 強く力を入れてシチューマチの頭を取った。家でお母さんと一緒にやってみたい」
と感想を話しました。
生徒を指導した男性は
「沖縄の魚がおいしいことをぜひ知って、魚に興味を持ってほしい。
月に1回は沖縄の魚を使った料理が家庭の食卓に並んでほしい」
と生徒たちに呼び掛けました。

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