琉球箏の音色を体感 西原南小学校4年生

2018年6月12日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

西原町立西原南小学校でこのほど、
町文化協会筝曲部会の6人を講師に
音楽の授業が行われ、
4年生が筝を演奏し音色を体感しました。

最初に照屋貞子部会長が
「300年前に、稲嶺盛淳という人が薩摩に派遣され、
美しい音色に引かれ持ち帰ったのが琉球箏の始まり」
と歴史を紹介し、照屋部会長ら6人が
「さくらさくら」と「瀧落し」を弾くと、
「音色の重なりがあった」
「滝が流れているように手の動きが合った」
などの感想が出されました。

そして、児童たちはグループに分かれ
交代で演奏を体験し、弾く人と楽譜を名指しする人、
楽譜を声に出して歌う人に分かれて協力しました。
大きな声で歌って筝を弾く友達を
アシストした女子生徒は
「難しかったけど、2回目はよくできてうれしかった。
はめた爪を弦に当てるように弾いた」と答え、男子生徒は
「箏を弾く爪が象の牙と亀の甲羅だと分かった」と話しました。

玉城愛教諭は
「『桜さくら』は教科書の楽譜とは違っていたが、
事前に授業で覚えるように指導した。
体験は子どもたち様子が違う」と感動した様子でした。
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