佐良浜漁港に海業視線施設開所

2018年6月6日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

宮古島市伊良部の佐良浜漁港に完成した
伊良部漁業共同組合地区海業支援施設の
開所式がこのほど、施設内で開催され、
会場には関係者や地域住民が訪れ、
新たな水産業振興の拠点完成を祝いました。

施設は鉄筋コンクリート2階建て、
延べ床面積はおよそ999平方メートルで、
総事業費は3億1959万円です。

1階には魚の荷さばき場や加工室、
直売所や食堂などを設置しています。

式典で漢那組合長は
「観光客や市民のニーズに対応した施設として水産経営を強化し、
地域振興にも大きな役割を担う施設だ」と話しました。

また、来賓あいさつで宮古島市の下地市長は
「佐良浜の飛躍的発展がなされるよう、
漁協の皆さんに活躍してほしい」と「期待を寄せました。

そして、式典の最後には、
宮古総合実業高校の海洋学科の生徒65人が演舞を披露し、
遠洋航海に実習船が出航する際、
見送る生徒らが乗組員を鼓舞するために
披露する学校伝統の「スタンバイ」を力強く演じました。
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