第25回ふるさと歌自慢決勝大会

方言ニュース
2018年5月21日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

昨日、うるま市民芸術劇場・響ホールにて
第二五回ふるさと歌自慢決勝大会が開催され、
林信明(のぶあき)さんが優勝を果たしました。

今年は、世界中にある支部を合わせて、
およそ千五百人の会員の中から三八名が応募し、
十代から七十代の幅広い年齢層の一八人が
決勝大会へ進みました。

六回目の挑戦で、叙情歌「ナークニー」で
優勝した林さんは
「生まれ育った埼玉の実家ではいつも山原育ちの母から民謡を聴いて育った。
関東から通ってこの大会へ出場していたが
一念発起し、一昨年沖縄に移住した。
唄は、民謡教室の師匠と勤務先の介護施設の
耳の肥えた利用者に鍛えられた。
次は、来月のコンクール大賞部門で予選突破を目指すと」語りました。

琉球民謡協会の上原(うえはら)政雄(まさお)会長は
「今大会も若い出場者の活躍が目立った。
一九九四年から先島の唄も含めた大会に衣替えした。
準優勝した宮國さんは、宮古の歌
「伊良部とぅがに」で受賞したことは
大変うれしい」と語りました。

この大会の模様は
沖縄テレビでは、七月二十五日(水)午後三時五十分から
ラジオ沖縄では、六月三日(日)
午後七時から九時まで放送予定です。

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