あおぞら保育園のヤギ「しずか」が出産

2018年5月18日(金)
担当 糸数昌和先生

琉球新報の記事から紹介します。
南城市大里のあおぞら保育園でこのほど、子どもたちが見守る中、
園で飼っているヤギの「しずか」が赤ちゃん1頭を出産しました。
「しずか、頑張れ!」と子どもたちから声援を受けて生まれた子ヤギは、
子ヤギはおよそ1800グラムで、
園児がきれいに掃除した小屋の中ですくすく成長しています。
子ヤギが生まれた日、園の職員が産気づいているしずかに気付き、周囲に呼び掛けました。
すぐに60人ほどの園児と職員が小屋の周りに集まり、
「もう少しだよ」と大きな声援を送り、およそ10分後に1頭が生まれ、30分かけて立ち上がりました。
子どもたちは初めて見るヤギの出産に興味津々で、
産後に胎盤を食べるしずかを見て
「あれは何を食べているの」「なんで胎盤を食べるの」と矢継ぎ早に職員に質問し、
「胎盤には栄養があるんだよ。だからすぐ元気になるんだよ」との説明に真剣に耳を傾けました。
出産翌日、子ヤギは子どもたちがきれいに掃除した小屋の中で元気に歩き回り、
子どもたちは「今は元気に歩いているけど、最初は立てなくて、しずかが心配してたんだよ。
耳がたれているのがしずかそっくり」などと話し、子ヤギの頭を優しくなでていました。

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