清明入り最初の週末 各地で家族団らんのひととき

方言ニュース  
2018・4・9(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

清明入りして初めての週末となった
おとといと昨日の両日、
県内各地では
先祖供養をする姿がみられました。

中でも沖縄本島地方では、
きのうは高気圧に覆われ、
全域で青空が広がったことから、
清明に訪れた人たちは、
墓前でオードブルなどごちそうを広げて
親睦を深めていました。

このうち、那覇市の60代の男性一家の南風原町新川にある墓では、
3世代およそ15人が集まって
ごちそうを食べ、清明を楽しみました。

今年は高知県に単身赴任している長男が一時帰省したのに合わせ、
早めに清明をすることになったということで、
この男性は
「盆、正月、生命は毎年家族で集まっていて、
とても楽しい。沖縄のいい風習だと思う」
と語りました。

また、男性の孫で、小学2年の男の子は
墓前で手を合わせる際に
「大金持ちになれますように」
との願いを込めたということで、「いろんなものが食べられるから清明は楽しい」
と笑顔を見せていました。

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