県内ではしかが発生

方言ニュース3月28日(水)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

県地域保健課は今月23日、
県内では2014年以来となる麻疹、
はしかの患者が確認されたと発表しました。

はしか患者と接触した場合、はしかに感染する可能性があり、
接触後は7日から21日間の健康観察が必要となるということで、
県は、24日から来月9日までの期間に発熱、
発疹などの症状が現れた場合は、
事前にはしかの可能性を連絡した上で
「医療機関の指示に従い、受診してほしい」と呼びかけています。

患者は台湾から来沖し、17日から本島内に滞在する30代の男性で、
観光でモノレールやレンタカーを使い、那覇市や糸満市、
北谷町、うるま市、名護市などを移動しました。
19日に発疹が現れて中部の医療機関を受診して入院し、
検査の結果、はしかであることが分かりました。
男性は現在、保健所の健康観察の下で療養しています。

県によりますと、はしかは感染力が非常に強く、小児が感染すると、
肺炎や中耳炎、脳炎などの合併症を引き起こす場合があります。
第一期の1歳と第2期の小学校入学前の2回、
はしかの定期予防接種が定められており、
県地域保健課は「4月から小学校に入学する子どもで、
予防接種がまだの場合は今月中に受けてほしい」と呼びかけています。

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