沖縄市の音楽史をiPadで 音楽資料館おんがく村

2018年1月30日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

沖縄市中央の音楽資料館「おんがく村」が、
情報通信端末「iPad」で
沖縄市の音楽史にまつわる写真を
閲覧できるサービスを始めました。

音楽家個人やグループなどの写真
およそ千点を収めており、
閲覧はおんがく村にある
3台の端末でのみ可能で、
写真は1920年代以降のものを収容します。

年代別のほか、
民謡、ロック、ジャズ、フォークのジャンル別、
音楽家の個人名やグループ名でも検索ができます。
それぞれ写真に解説が付いており、
所蔵するカセットやレコードなどの音源も視聴できます。

現状で最も古い写真は、
普久原恒勇さんの養父の普久原朝喜さんら4人の歌い手が
三線を手に記念撮影した1929年の物で、
照屋林助さんと小那覇舞天さんが談笑する様子や、
結成当時の紫、コンディショングリーンなど
伝説的なロックバンドのライブシーンを収めた
写真など貴重な物も多くあります。

今後随時増やす予定で、
おんがく村では
「珍しい写真や懐かしさを感じる写真が多いので、
ぜひ見てほしい。所蔵している資料があれば、
画像を取り込んで返却もできるので、
ご協力をお願いしたい」と呼び掛けています。

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