メッセージを込めたこいのぼりを被災地へ

2014年4月29日(火)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報ニュースです。

東日本大震災の被災地を応援しようと、
南城市出身で、糸満市在住の
仲村隆志さん(34)歳がこのほど、
市内の5つの中学校に協力を呼び掛け、
全長およそ5メートルのこいのぼりに
生徒直筆の応援メッセージを集めました。

こいのぼりは来月3日から6月末まで、
岩手県大槌町の大槌小中学校
仮設校舎に飾られます。
子どもたちの成長や環境の復興を願い、
全国からこいのぼりを被災地に送る
「大槌町復興へ!天高くプロジェクト2014」
の一環で、仲村さんは3年連続で
プロジェクトに参加し、
南城市内の中学生によるメッセージ入り
こいのぼりを現地に送っています。
こいのぼりには、大里、玉城、佐敷、
知念中学校と久高小中学校の生徒が
「笑顔」「あきらめないで」などの
メッセージや絵を書き込み、
生徒らは
「一緒に頑張ろうという気持ちで
 メッセージを書いた」
「被災者の方々にはこのこいのぼりを見て
 前向きな気持ちになってほしい」
と笑顔で話していました。

仲村さんは
「ゆいまーるの精神で、こどもたちと一緒に
 沖縄から被災地を応援したい」
と話し、今後は活動を拡大し、
小学校にも協力を呼び掛ける予定です。
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