県内で製造された島豆腐に認定ロゴマークを

「県内で製造された島豆腐に認定ロゴマークを」
方言ニュース1月11日(水)放送分。
今日の担当は糸数昌和さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

県豆腐油揚商工組合は、
県内で製造され食塩が入っていることなど、
一定の基準を満たした商品に
認定ロゴマークを貼り付けて販売する取り組みを始めました。

沖縄料理の広まりに伴って県外でも島豆腐のニーズが高まる一方、
県外で「島豆腐」を製造する動きもあり
県内製造であることを強調してブランド化につなげる狙いです。

認定対象は島豆腐、ゆし豆腐、揚げ豆腐、ジーマミー豆腐の4種類です。
組合によりますと、県外で沖縄料理の普及が進んでいることに伴い、
チャンプルーにしても形が崩れにくい島豆腐の需要が高まり、
輸送コストを下げるため一部では県外で製造する動きが出ているということです。

一方、県内ではニーズの変化から日本風の豆腐をつくる業者もいて、
「島豆腐」の指すものが消費者に伝わりづらい実態もあり、
県内業者が危機感を持ったことが策定のきっかけとなりました。
島豆腐製造は家族経営など零細事業所が多く、
後継者不足への対応など課題も多くありますが、
久高理事長は
「製造業者に自分たちの製品に自信を持ってもらい、地場産業の育成につなげたい」
と意気込んでいます。

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