県勢初メダル 重量挙げの世界選手権 糸数陽一さん

アメリカ・アナハイムでこのほど行われた
重量挙げの世界選手権男子62キロ級で、
去年のリオデジャネイロオリンピック4位の
糸数陽一が銀メダルに輝きました。

日本の男子選手が世界選手権でメダルを獲得するのは1981年以来36年ぶりで、
県勢として世界選手権でメダルを獲得したのは男女を通じて初めてとなります。

優勝したコロンビアの選手とは、トータルで1キロの差でした。
糸数は
「スナッチの1本目の失敗が課題。
また、ジャークの3本目を取ることができずに残念としつつも、
「来年の世界選手権大会でも表彰台に上がり、
2020年の東京オリンピックでは一番高いところを目指します」
と意欲を示しました。

一方、糸数の銀メダルに対し県内の関係者は
「世界2位は意義がある」「メダル獲得は快挙」などと一斉に称賛し、
「東京オリンピックで日本の救世主になる」と期待がさらに高まりました。

県ウエイトリフティング協会の川端会長はネット中継で大会結果を確認し、
「非常にうれしい。日々の努力を継続して行っている証拠だ。
県のリフティング界も盛り上がってくる」と大舞台での活躍を喜びました。

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