2017年11月7日(火)
担当は宮城葉子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
伊江村立西小学校の校庭に朝早くから
子どもたちの太鼓の音と元気な掛け声が響き渡りました。
運動会で勇壮なエイサーを披露しようと、
朝からの練習は自主参加にもかかわらず、
連日ほぼ全員が参加したもので、
伊江村青年会、伊江村青年会OB、
教職員のサポートの下、
子どもたちが伝統の継承に取り組んだものです。
伊江村青年会エイサーは1984年、
沖縄民謡の第一人者である故登川誠仁氏の振り付け、
演技指導の下で始まったもので、
登川氏が作詞作曲を手掛けた
「伊江島エイサー出羽手事」をはじめ、
島の民謡「砂持節」や「雨降花染」など9つの演舞があります。
当時、村青年会会長で、
登川氏に直接指導を受けた村内に住む58歳の男性が
初期と変わってしまったエイサーを元に戻し、
本来のエイサーを受け継いでほしいとの依頼を受け、
青年会と一緒に伊江中学校、伊江小学校、
西小学校で指導に当たっているもので、
村では小学5年から運動会でエイサーを踊るのが伝統で、
運動会の目玉の一つとなっています。
太鼓を担当する6年の男の子は
「将来青年会に入ったら、今習っていることを思い出して
リードできるようになりたい」と話していました。