2017年9月19日(火)
担当は宮城葉子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
ことし97歳になる森ヨシさんは、
数年ぶりにそろった子どもたち5人と共に、
「旧盆17日会」に訪れました。
森さんは生まれも育ちも平安座で、
島に伝わる「ウスデーク」の長老として、
後輩たちの技術指導や継承などにも
積極的に携わってきました。
この日は、家庭の事情で17日会には
欠席予定でしたが、音色に導かれ、
子どもたちと共に公民館に足を運びました。
50代の頃からウスデークを
習い始めたという森さんは
「当時はもっとにぎやかでさ、人数も多かったよ」
と思い出を語ります。
現在は踊りには参加できませんが、
太鼓や歌声で後輩たちを応援し、
ウスデークの曲が流れると、
なじみの曲に自然と口から歌声が漏れ、
普段はつえをついていますが、
カチャーシーが始まると両足でしっかりと立ち上がり、
周囲とカチャーシーを楽しんでいました。
島一番のウスデーク好きで、
旧盆時期なると練習現場まで足を運ぶという森さんは
「来年はカジマヤーだから頑張りますので、
皆さんもぜひいらしてください」
とスピーチしていました。