海水淡水化装置貸与に座間味村から期待の声

2017年9月14日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

2010年度までに常設の海水淡水化施設を整備する
県企業局の方針や移動式海水淡水化装置の貸与に、
座間味村の阿嘉島・慶留間島では、
慢性的な水不足が解消されると期待の声が高まっています。

島民らは「今後はダムの貯水率を心配する日々から解放される」と
設置を心待ちにしています。

阿嘉島・慶留間島では2011年から2012年を除き、
ほぼ毎年制限給水が実施されてきました。

午後8時から午前8時までの夜間制限や、
2010年には隔日で制限されたこともありました。

阿嘉島の阿嘉ウタハ堰を水源とする慶留間島の中村慶留間区長は
「海水淡水化施設を借りなければ、今年も確実に断水していただろう。
また、施設ができれば恒久的に不安が解消される」と期待を込めていました。

さらに、阿嘉島で宿泊施設を営む47歳の女性は
「今年もいつ断水が始まるのか心配だった。
制限給水によってはサービスに影響が出る。
海水淡水化施設を早期に運用してほしい」と話しました。
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