伝統文化ポーラ賞の受賞者決まる

「伝統文化ポーラ賞の受賞者決まる」
方言ニュース8月16日(水)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

伝統文化の継承や振興に貢献した個人や団体に贈られる
「第37回伝統文化ポーラ賞」の受賞者がこのほど決まり、
地域賞に県内から南風原花織の保存・伝承に貢献した琉球絣事業協同組合が輝きました。

県内からのポーラ賞受賞は2年ぶり22件目で、
10月24日に東京都で贈呈式が開かれます。

琉球絣事業協同組合の設立は1975年で、生産者の減少に歯止めをかけるため、
1981年から琉球絣や南風原花織の後継者育成事業を開始しました。

また、ことし1月、南風原花織が国の伝統工芸品に指定されたことを受け、
今月から南風原花織に特化した後継者育成事業も始めました。

琉球絣事業協同組合の城間理事長は
「国の伝統工芸品に指定され、
地域の皆さんが南風原花織の素晴らしさを再確認でき、
このような大きな賞につながったと思う。
尊い文化遺産を伝えていけるよう地域一丸となって頑張りたい」と話しました。

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