ヒアリ対策で那覇港ターミナルの舗装工事

2017年8月3日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

沖縄総合事務局はこのほど、
南米原産の強毒アリ「ヒアリ」の定着を防ごうと、
那覇市港町の那覇港国際コンテナターミナルで、
ヒアリが巣を作る可能性がある舗装の
隙間や亀裂を埋める工事を始めました。

これは、中国などからの定期航路がある68の港湾を対象に、
国が緊急対策を実施したもので、
宮古島市の平良、石垣市の石垣の各港でも行われました。

沖縄総合事務局によりますと、
ヒアリはこれまでに県内での確認はありませんが、
東京都や愛知県など国内6カ所の港湾で見つかっており、
6港湾ではコンクリートの亀裂から確認されているということで、
この日は、岸壁から20メートルほどの場所で、
作業員が路面にできた亀裂を清掃して下地を塗り、
アスファルトを注入していきました。

21ヘクタールのターミナル内に他に亀裂がないかを調べ、
今月に調査結果を出します。

森港湾空港指導官は
「地道な作業だが1つ1つつぶしていくことが重要だ」と語りました。
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