民謡「汗水節」を広めよう 虹の会が記念誌発行

2017年7月25日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

勤労の大切さなどを歌った民謡「汗水節」の
普及啓発活動の5年間を記録した
「未来につなぐ汗水節の心『流汗化玉』」の
出版報告会と感謝の夕べがこのほど、
八重瀬町の具志頭農村環境改善センターで開かれ、
町民らおよそ200人余が参加し、
これまでの活動の歩みを振り返りました。

汗水節は昭和初期に
旧具志頭村出身の仲本稔氏が作詞し、
宮良長包氏が作曲したもので、
勤労や奉仕の大切さを歌った
沖縄を代表する教訓歌です。

汗水節の心に引かれた有志らは、
2012年に
「汗水節の心普及啓発事業実行委員会=虹の会」を設立し、
仲本稔氏についての創作劇や
子どもの汗水節大会、
環境美化活動などさまざまな普及活動を展開してきましたが、
虹の会編集委員会がこのほど、「流汗化玉」に活動をまとめ、
500部発行しました。

玉栄編集委員長は
「5年間の集大成となった。
これまで賛助会員を含め1200人余の協力、支援があり、
まさに汗の結晶だ。
ますます実になって素晴らしい
八重瀬町になることを願っている」
と述べました。

この日は汗水節の普及に尽力した人たちへ
花束が贈られた他、
余興では創作舞踊や獅子舞などが披露され、
最後は参加者全員で汗水節を大合唱しました。

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