沖縄東急会、大神島の高齢者にゴルフカート提供

2017年7月20日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

大神島のお年寄りを助けたいと、
県内の東急グループでつくる「沖縄東急会」がこのほど、
宮古島市の大神自治会へ中古のゴルフカート2台を寄付しました。

大神島の住民およそ25人はほとんどが高齢者で、
港から集落までの坂道など、ゴルフカートが生活の足でしたが、
5月に故障したため住民は頭を悩ませていました。

この事態を聞いた吉井会長が
グループのゴルフ場から調達し寄贈したもので、
住民は「本当にありがたい」と感謝しました。

当日の午後、ゴルフカートが乗ったフェリーが大神島へ到着すると
住民が歓迎し、港で贈呈式が開かれたほか、
大神島離島振興コミュニティーセンターで祝賀会が開かれ、
名物のカーキダコなどが振る舞われました。

贈呈式で吉井会長は
「カートが使えなくて困っていると聞いて、
5年使ったカートの寄贈を決めた。
すぐに使えるようにエンジンも調整してある。
安全運転で使用してほしい」と話しました。

住民の70歳の男性は「足が悪いおじー、おばーが多くいて
カートがないと生活が難しい。整備もしてくれた上、
ちゃんと届けてくれて本当にありがたい」と笑顔で話していました。
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