頼りになるまちの「オジサンクラブ」

方言ニュース  
2017年6月5日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。
 
琉球新報の記事から紹介します。

電気技師や大工、水道や建築関係、
福祉の専門家、読み聞かせが得意な人など、さまざまなメンバーが活動する糸満市のボランティアグループ「オジサンクラブ」。   

平均年齢65歳のおじさんたちが
糸満市社会福祉協議会と協力し、
金銭的に厳しい生活をしている人の家屋の
修理や1人暮らしの高齢者宅の草刈り、
子どもたちに紙芝居も披露します。

オジサンクラブは、定年退職後に市社協のボランティアセンターで活動していた人を 
中心に2012年5月に結成しました。

県外から糸満市に移住後、地域との
つながりを求めて参加する人も多く、会員15人ができることを無理なく
協力しています。

多い時は月に3回ほどクラブに依頼があり、
家屋の修理などは依頼人から
材料費だけを徴収するということで、
大生(おおばえ)会長(68)歳は
「子どもたちに夢を与え、
地域のためになる活動をしたい」
と抱負を語っています。
7年前、妻の出身地の糸満市に移住しました。
 
北海道出身で、最高齢の
大井昇さん(74)歳は「電気関係の仕事でボランティアとは無縁の世界にいたが、  
やってみたら面白い。
初めてのことも多く、貴重な体験をさせて
もらっている」と謙虚に話していました。
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