糸満市摩文仁の国立沖縄戦没者墓苑-ごみ問題-

「糸満市摩文仁の国立沖縄戦没者墓苑-ごみ問題-」
方言ニュース5月18日(木)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

糸満市摩文仁の国立沖縄戦没者墓苑の
海岸に面した崖下一帯に、
空き缶や家電などの長年不法投棄された
ごみが山積みになっている問題で、
県と糸満市の職員らおよそ20人が
このほど、現場を訪れ確認しました。

不法投棄の現場は、国立沖縄戦没者墓苑の裏の
崖下500メートルほどに広がっており、
これまで遺骨収集のボランティア団体と
市が清掃活動に取り組んできましたが
今後はごみ撤去に向け、県も活用できる事業を検討するなど、
関係部署や機関で協議を重ねていきます。

県の環境整備課は
「今すぐに撤去できるわけではないが、
県として何ができるか考えていく」
と話しました。
一方、不法投棄現場を「保安林地域」として
所有する糸満市農政課の担当者は
「遺骨収集作業よりごみ撤去を先に
考えなければいけず、はがゆい。
予算の問題もあり市や民間では難しい。
戦後処理の一環として県や国の協力も求めたい」と述べました。

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