県がハブ咬症注意報発令!

2017年5月3日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

ハブの行動が活発になる暖かい季節を迎え
県は今月1日付で、ハブ咬症注意報を発令しました。

近年、ハブにかまれて死亡する例は
ほとんどなくなっていますが、
年間数十人がハブにかまれています。

かまれた後、後遺症に悩まされる事例も多く、
県は注意を呼び掛けています。

去年、県内でハブにかまれた件数は
合わせて56件で、男性が42人、女性は14人で、
男性が多かったということです。

種類別ではハブが37件、ヒメハブ5件、
サキシマハブが13件、タイワンハブが1件でした。

県によりますと植木鉢を移動させた時や、
畑の資材を片付けた時、枯れ葉の掃除中など、
屋外で作業中にかまれる事例があり、
かまれた場所は手の指が25件、
脚の下の部分が10件でした。

注意報で県は草刈りやネズミの駆除など環境整備をして
ハブの生息や侵入しにくい環境を整えること、
田畑や山野、草地などへの出入りや、
夜に歩く際は十分に注意すること、
ハブにかまれた場合は激しい動きをしないで
身近な人に助けを求めることの3点を、
県民や観光客に呼び掛けています。
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