被災地に日本一早い沖縄の新茶を届ける

方言ニュース 
2017年3月27日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

東日本大震災で今も避難生活を続ける
人たちにお茶の葉を届けようと、
国頭村奥の一番茶を収穫、包装して贈る
「『日本一早い沖縄・奥の新茶を
東北・被災地の皆さんに飲んでもらおう!』
プロジェクト」がきのう、
国頭村奥の茶畑や奥集落センターで開かれ、
県内各地から親子連れなどおよそ30人が参加し、
被災者に思いを寄せながら
一つ一つ茶葉を摘んでいきました。

今回で4回目の開催で、
お茶は地元団体を通して宮城、岩手、福島の
3県の人たちに送られます。

奥区の糸満区長によりますと、
ことしの茶の生育は
例年より10日ほど遅く、
来月、4月に入ると収穫のピークを迎えるということです。

西原町から家族5人で訪れた(5)歳の男の子は
「採るのが楽しい。
小さい若葉を5個分採るんだよ」
と話しながら、
さらによい葉を選んで摘んでいました。

また、那覇市から家族4人で参加した男性(36)は、4歳の息子の横で、
「被災地の人々がおいしいお茶を飲んで
笑顔になってほしい」と、
思いを込めながら
初めての茶もみに挑戦していました。
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