2017年3月14日(火)
担当は伊狩典子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
県立中部病院で去年11月、
大きな出産リスクを乗り越え、
「非常にまれ」という
自然妊娠の一卵性三つ子が誕生しました。
両親で、読谷村に住む比嘉克也さんと奈美子さんは
「成長はゆっくりだけど、できることが増えている」
と、息子たちの健やかな成長を喜んでいます。
3人とも男の子で、
名前は長男が一護(いちご)ちゃん、
次男が碧仁(あおと)ちゃん、
三男が幹登(みきと)ちゃんで、
一護には「弟たちを『護(まも)』る」、
碧仁には「『仁』の言葉通り兄と弟を思いやる」、
幹登には「木の『幹』のように兄を支えて」
との思いが込められています。
妊娠25週での早産だったため、
3人は体重が500グラムから600グラム台で
産声を上げました。
身長は30センチほどで、
一人一人が克也さんの片手に乗るくらい
小さかったということですが、
それぞれ体重2千グラムを超えるまでに成長し、
今月中にも退院できる見通しです。
初めての出産だった奈美子さんは、
翌日に3人と初対面した時のことを
「あまりに小さくて、生きていけるか
不安だったが、顔を見て感動した」と、
不安とうれしさが入り交じり、
涙が止まらなかったということで、
夫婦は「支え合う兄弟になってほしい」
と話しています。